【Dapps(分散型アプリケーション)】ブロックチェーンゲームって面白い?今なぜ注目されるの?

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2018年に入って以来、Dappsのゲーム(ブロックチェーンゲーム)が大いに話題を集めていますね。リリースされて間もないBitpetが意外なほどの盛り上がりを見せたり、Etheremonがオフチェーンモードの実装を発表したり、シュールなキャラクターで人気が沸騰しそうなETH.TOWNのプレICOがスタートしたりなど、Dappsのゲーム(ブロックチェーンゲーム)界隈は日々ニュースに事欠きません。

まだまだ課題もあるDappsのゲーム(ブロックチェーンゲーム)ですが、先頭を切って社会にDappsの浸透を図るのは仮想通貨ではなくて、寧ろゲームなのではないかとさえ感じられます。そこで、今日はDappsのゲーム(ブロックチェーンゲーム)の面白さや、今盛り上がっているゲームの注目点、今後の課題などを、仮想通貨投資家の目線から紹介してみましょう。

日本人一般に幅広く受け容れられる仮想通貨投資とは、取引所でのトレードなどではなく、実はDappsのゲーム(ブロックチェーンゲーム)でのプレーである可能性すら感じてしまいます。

そもそもDappsとは何?ゲームの種類のこと?


最近耳にすることが増えたDappsとは、実のところは何なのか、仮想通貨投資家であれば、漠然とはご存じの方もいるかも知れません。それでも、明確に定義を説明できる方となると、意外なほど少ないものなのです。おさらいになる方もいると思いますが、改めてDappsとは何かを定義しておきましょう。

Dappsの定義(他のアプリケーションとの違いを理解する)

Dappsとは、日本語では「非中央集権・分散型アプリケーション」などとも言われ、英語の「Decentralized Applications」の略です。

現在のところ最も明快で、初めての方にも理解しやすいDappsとはの定義として引用されるのは、Dapps案件に投資するVC(ベンチャーキャピタル)のCEO(最高経営責任者)、デイヴィッド・ジョンストン(David Jonston)氏によるものです。

同氏によれば、Dappsとは以下3条件を全て満たすアプリケーションを指します。1つでも欠ければ、そのアプリケーションはDappsではありません。

Dappsの条件その1:

オープンソースコードのアプリケーションであること。自動化されたオペレーションが実行されており、中央集権的なコントロール主体(組織・個人を問わない)を持っていないこと。使用されるトークン、データ、レコードなどについては暗号化され、かつ分散化されたブロックチェーン技術を用いて格納されていること。

ここでのポイントは、ソースコードが一般公開されていて(知識のあるITエンジニアなら解読可能)、中央集権的に特定の人間・組織がオペレーションをしなくても、ソースコードにより自律的に動けるアプリケーションであることです。

換言すると、DAO(Decentralized Autonomous Organizarion:分散自律組織)であることが必須で、仮想通貨の世界の実質的な基軸通貨となっているBTC(ビットコイン)などはその典型です。

世界各地のMiner(マイナー)が自らの利益を追求して行動するだけで、全体をハンドルする管理者が不在であっても、BTCの送金オペレーションは確実に機能していることを見れば分かります。そして、これらはブロックチェーン技術をベースにしていることが特徴です。

Dappsの条件その2:

アプリケーションが独自の仮想通貨(暗号通貨)/暗号トークンを持っており、排他的ではなくオープンに流通可能になっていること(欲する人間は適切な対価を払えば必ず入手可能)。アプリケーションを利用するに当たっては、ユーザはその仮想通貨/トークンを使用すること。貢献者に対しては、その仮想通貨/トークンにより自動的に所定の報酬が付与される仕組みであること(同条件で報酬額が恣意的に増減することは仕組み上あり得ない)。

これは、仮想通貨(暗号通貨)/暗号トークンによる1つの経済圏が成立していることを示しています。BTC(ビットコイン)の場合ですと、利用はまさにBTCという仮想通貨によってなされており、送金手数料(報酬)もBTCでMinerに支払われることになります。

Minerは自分が所有する資源(コンピュータの余剰処理能力)をユーザの送金行為のために提供する代わりに、自動的にBTCによる報酬を得ることになります。

Dappsの条件その3:

アプリケーションは、ユーザや市場からの改善要望を受けて、プロトコルを改善してゆくこと。この改善の実施は、ユーザのコンセンサスに基づくものであって、中央集権的な組織や人間による一方的な決定・指示ではないこと。

これは、アプリケーションの仕様変更(運用ルール変更)を実施する場合、中央集権的なコントロール主体により上意下達的に決めるのではなく、ユーザコンセンサスにより決められることがDappsの特徴です。

つまり、オープンソースコードのプロジェクトの多くがこれに該当しますし、インターネットプロトコルの大半はこのような経緯で開発され、徐々にブラッシュアップされてきたものです。Dappsもそのような形で、ユーザコンセンサスをもって進化しなければならない、とされています。

参考記事
Dappsとは?イーセリアムベースのプラットフォーム?仮想通貨やゲームにも!

仮想通貨投資家の間でも勘違いされやすいDappsの定義

仮想通貨投資家の間でも、意外と勘違いされていることが多いのがDappsの定義だったりします。Dappsとは、「分散型アプリケーションを用いたゲームや仮想通貨取引所のことを指す、」と勘違いしている向きが実際に相当数存在しています。

もっとも、Dappsの定義をこれまで正しく、簡潔に述べた媒体が少なかったこともあり、ある意味で無理からぬことだとも言えます。

飽く迄も、「ブロックチェーン上で機能する分散型アプリケーションがDapps、」なのです。つまり、Dappsの概念の中に仮想通貨、ゲーム、分散型仮想通貨取引所、分散型ストレージサービスなどが包含されていることになりますね。

そして、もう一つ誤解されているケースが散見されるので、敢えて付け加えます。「Dapps=無秩序・カオス状態、」という解釈は明らかな誤りです。

例えば、「ゲームには必ずルールが存在するのでDappsとは言えない、」という見方も誤解の産物であると言えましょう。ルールのないゲームなど、そもそもゲーム(競技)として成立しません。ルールが存在するか否かは、Dappsを定義する要件ではないのです。

因みに、中央集権的な管理者(組織・個人)によるルール策定であれば、それはこれまでのネットゲームに他なりません。Dappsのゲームであれば、非中央集権的なユーザ主体の協議体によるルール策定が行われていることになります。

Dappsの強味・メリット

Dappsは上の定義でも触れた通り、ブロックチェーン技術を利用することにより、中央集権的な管理者を必要とせず、自律的なオペレーションが可能になります。加えて、アプリケーションの仕様変更(運用ルール変更)についても、ユーザコンセンサスを必要とします。

表現を換えれば、これまでの中央集権型アプリケーションによるサービス提供では確実に存在する「中間搾取者」という位置付けが、仕組み上存在し得なくなる、ということです。これこそがDappsの最大の強味であり、Dappsのメリットなのです。

今日、世に存在しているサービスの大部分には、中央集権的な管理者(組織/個人を問わない)が存在しています。例えば、皆さんが使うbitFlyerBinanceなどの仮想通貨取引所は、各々の企業が取引用のサーバを運営しています。

これら企業とサーバは、まさに中央集権的な管理者に相当するものです。言わずもがな、一方的に定められた手数料の徴収や、ユーザのアクセス集中によるサーバダウンなどのデメリットは不可避なのですね。

他方、このDappsにより構築された分散型仮想通貨取引所(DEX)であれば、中央集権的な管理者は存在せず、自律的なオペレーションでサービスが提供されますので、先に触れたデメリットは解消されることになります。

Dappsとゲームとは親和性が高い?


Dappsとゲームとは、非常に親和性が高い組み合わせだと言われます。何となくそんなものか、と思われることが多いのですが、実際に理由を理解している仮想通貨投資家は実は少数派だったりします。

DappsのゲームはETH(イーセリアム)ベースのプラットフォーム

Dappsのゲームは現在、漏れなくETH(イーセリアム)ベースのプラットフォーム技術で構築されています。そして、ETH(イーセリアム)自体が典型的なDappsなのです。自ずとDappsとゲームとは親和性が高くなります。

ETH(イーセリアム)とは本来、スマートコントラクト(Smart Contract)を実行するための分散型プラットフォームの名称です。つまり、ETHそれ自体はスマートコントラクトを実行するための土台であり、動作環境であり、仮想通貨ではないのですね。

この動作環境の中で、基軸となるのがイーサ(ETH)と呼ばれているお馴染みの仮想通貨、ということなのです。ETH(イーセリアム)は仮想通貨の枠組みを超越し、Dappsのプラットフォーム(動作環境)として、その将来が期待されているプロジェクトなのです。

因みに、ETH(イーセリアム)におけるスマートコントラクトとは、ETH(イーセリアム)のプラットフォーム上で交わされるデジタル化された契約・約束事であって、それを自律的に実行するプログラムである、と言うことができます。

因みに、Dappsのゲームで遊ぶために使う仮想通貨は、自然とETH(イーセリアム)になりますから、ゲームをするなら極力スプレッド・手数料をミニマイズしてETH(イーセリアム)を入手した方がオトクなのです。ZaifbitbankQUOINEX辺りが良いでしょう。

Dappsのゲームで遊ぶにはMetamaskの導入は必須

Dappsのゲームに興味を持つと、ほぼ間違いなく予めMetamaskの導入が必要、というお話になってきます。これも上で触れた、DappsのゲームはETH(イーセリアム)ベースのプラットフォーム技術で構築されている、という事実に関わってきます。

このMetamaskとは、GoogleChromeの機能拡張アプリであり、仮想通貨イーサ(ETH)のためのウォレットです。MyEtherWalletがオンラインウォレット(WEBウォレット)であるのに対し、Metamaskはデスクトップウォレットですので、GoogleChrome上でサクサクと軽快に動作します。

また、その他の特徴としても、送金時のGas設定が無制限で可能、複数アドレス間での残高移動がし易い、ブラウザウィンドウの右上で作動して操作負担が軽いなどが挙げられます。

ただし、Metamaskの偽物アプリも現在は出回っているようです。必ず正規のサイトが提供しているものを導入するようにしてください。Metamaskの偽物アプリを導入してしまうと、最悪は、自分のイーサ(ETH)が不正送金されてしまうなどの被害を受けるリスクがありますので、ここは要警戒です。

ゲームはDappsのマネタイズ方法の1つに過ぎない

最近の仮想通貨投資家は、単純なトレードだけではなく、ICOプロジェクトへの参加(トークン購入)にも、徐々に目を向けるようになってきました。皆さんの中でも、既にICOプロジェクトに参加した方、参加しようと検討中の方もいるのではないでしょうか。

私たち仮想通貨投資家にとっても旨味の多いICOプロジェクトですが、それでも、DappsのICOは一時的な資金調達手段に過ぎません。持続可能な収益モデルではないからです。

そこで、Dappsの手数料モデルによるマネタイズ方法の1つとして、ゲームが登場してくることになります。他には、分散型仮想通貨取引所、分散型ストレージサービス、予測市場などのマネタイズ方法が実現されていることは、広く知られている通りですね。

注目されるDappsのゲームにはどんなものがあるの?


それでは、いよいよ今注目されるDappsのゲームを5つほど採り上げてみましょう。24時間のETH(イーセリアム)取引量が多いゲーム、まだ取引量は多くないが今後人気が出そうなゲームに注目してサラリとご紹介してみました。

因みに、各Dappsの24時間のETH(イーセリアム)取引量や、24時間のアクティブユーザ数などは、DappRadarというサイトを参照すると一目瞭然です。なかなか面白いですから、興味がある方は覗いてみてください。

Bitpet(ビットペット)


Bitpetはその名の通り、「Bitpet(ビットペット)」と呼ばれるデジタルのウサギを育て、繁殖させて、トレードするというDappsのゲームです。かつての「たまごっち」を彷彿とさせるゲームで、キャラクター作りが圧倒的に可愛らしいのが特徴です。

恐らく、「一般女子ウケ」という点では、BitpetはトップクラスのDappsのゲームになるのかも知れません。今後はBitpet内にレースなどのミニゲームも、順次実装される予定になっています。

今の時点では、ネットゲームを日頃から楽しんでいる方にはいかにも物足りなく、純粋なゲームとしての面白みも少ないと思われますね。それでも、Dappsのゲームで遊ぶ醍醐味は、何と言っても所有するキャラクター・アイテムの売買にこそあります。

既存のネットゲームでは、キャラクターやアイテムは飽く迄もユーザのアカウントに紐付けられた、単なるデジタルデータに過ぎません。一所懸命キャラクターを育成しても、いくらレアなアイテムを獲得しても、所詮はユーザ自身の自分の自分のものになる訳ではありません。

他方、BitpetのようなDappsのゲームであれば、キャラクターやアイテムをユーザ自身の資産として保有することが可能です。まさに、仮想通貨を所有するのと同じ意味合いなのですね。日本円換算で2千~3千円ほどで購入したキャラクターを、1万円程度で転売に成功、などというのはBitpetでは珍しくもないようです。

可愛い系のキャラクターなので、Bitpetは日本を含めた東アジア圏では、今後の期待を非常に持てそうな雰囲気があります。Telegramの日本語コミュニティも既に立ち上がっています。

参考記事
ペットを育成して仮想通貨を稼ぐ! BitPetの始め方と登録方法

Etheremon(イーサエモン)


Etheremonは別名、ETH(イーセリアム)版ポケモンとも言われます。端的に説明すれば、モンスターを捕獲し、育成して、戦わせる、というDappsのゲームです。

これだけであれば、特に目を惹き付けられる面白さもないのですが、Etheremonはさらに、ユーザ自身がモンスターをレンタルしたり、売却したりすることでイーサ(ETH)を他のユーザからもらえたり、闘いに勝利することでEMONTという独自トークンを獲得したりも可能なのです。そして、所有するEMONTも転売可能です。

つまり、EtheremonはDappsのゲームでありながら、ユーザがプレイすることにより、EMONTトークンを実質的にマイニングしていることにもなる訳ですね。

Etheremonはそこそこの金額を使わないと、面白く遊べないDappsのゲームですが、高額で転売可能なモンスターを手に入れたり、EMONTの価格が高騰したりすれば、たちどころに投資金額は回収できるでしょうし、それ以上の利益(キャピタルゲイン)を得られる可能性を秘めています。

Etheremonは仮想通貨投資家向きのDappsゲームの1つ、と言えるのではないでしょうか。こちらも既に、Discordの日本語コミュニティが存在しています。

ETH.TOWN(イーサタウン)


いよいよ3本目に真打ち登場かも知れません。DappsゲームのETH.TOWNは、2018年3月15日から遂にプレICOが開始されました。ETH.TOWNは仮想不動産投資ゲームで、タワー内のフロアを所有して売却し、キャピタルゲイン(転売利益)を得ます。

その上、キャラクター育成の要素もあって、ユーザはヒーローと称するキャラクターを購入し、アップデートを重ねて他のユーザに転売することも可能ですし、所有し続けてユーザのアバターとして利用することもできます。ゲーム自体の全容はまだ明らかになっていない部分もあり、リリースはもう少し先になります。

現在、ヒーローと称するキャラクターや、フロアを購入するプレICOが開催されていますが、レベル15というスターヒーローがオークション形式で販売され、希少なキャラクターのため将来的に相当な高値での転売が期待できそうです。

実際、スターヒーローの金某(北の方にいるお騒がせな人がモデル?)は、何と15.1ETH(おおよそ90万円)で既に落札されていました。

レベル9ヒーローは、上のスーパーヒーローほど希少価値はないですが、本来入手にはかなりのトークンと時間とを注入する必要があるようで、そのようなヒーローをプレICOでは販売しています。価格的には、リリース後のゲームで入手するよりはオトクになっていると思われます。

これらのキャラクターがなかなか精密に作り込まれていて、かなりシュールな絵柄なのですが、妙に魅力があるのも確かです。このキャラクターの出来に惹かれて、このゲームに参加するユーザも多そうな感じがします。アジア系だけではなく、欧米系などのユーザにもウケが良さそうなキャラクターです。

一方、フロアは1人0.5ETHまでの購入とされ、プレICOで投下したイーサ(ETH)分はリリース時に利益が加えられた状態でバックされるようですから、まさに建設前に分譲されている新築コンドミニアムの様相でしょう。

因みに、少し覗いてみたら、24時間のETH(イーセリアム)取引量は200ETH弱(おおよそ1100万円)で、Dappsゲームの中では堂々のトップになっていました。早くも、Discordの日本語コミュニティが立ち上がっていますし、これは良い傾向ですね。

参考記事
プレセール開始!ブロックチェーンゲーム「ETH.TOWN(イーサタウン)」のプレセール参加方法や登録方法を紹介

CryptoKitties(クリプトキティーズ)


CryptoKittiesは、猫のキャラクターを購入後、育成したり、交配したりしながら価値を高め、ETH(イーセリアム)のブロックチェーン上で取引ができるというゲームです。

それぞれの子猫に遺伝子が紐付けられ、40億通りものパターンが存在するため、ほぼ確実にオリジナルの子猫を育成可能です。こちらも、かつて日本で流行った「たまごっち」のキャラクターを、実際に売買するようなイメージですね。

ただし、カナダ発のゲーム故か、キャラクターの絵柄が日本人(東アジア系)好みではなく、多くのユーザにはあまり可愛いとは思われないでしょう。この辺のセンスで、日本での伸びには限界を感じます。

猫は交配させることで、親猫の特徴を一部受け継ぐため、他には存在しないレア猫を育成することが可能になります。そのため、レア猫キャラクターを作るために大金を投じるユーザも現れ、1千100万円超の高額取引すら複数回行われたほどです。

また、ETH(イーセリアム)のブロックチェーン・スマートコントラクト技術を用いたDappsのゲームですから、このゲームの加熱により、ETHネットワークが混雑を起こし、他の取引に大きな待ち時間を強いる悪影響も見られます。

因みに、24時間のETH(イーセリアム)取引量は40ETH程度(おおよそ230万円)であり、Dappsゲームの中ではETH.TOWNに続き2位でした。米国Bloomberg Newsでも、CryptoKittiesは仮想通貨以外では初めて成功したと言えるDappsではないか、との内容で注目していましたね。

FloatingTowers(フローティングタワーズ)


少々毛色が違うDappsのゲームを紹介します。FloatingTowersは、まだリリースされたばかりの新しいDappsのゲームです。これまでに採り上げたDappsのゲームとは異なり、よく見られる「たまごっち系」や「ポケモン系」ではありません。

最初に、タワーが0.001ETHで売りに出されるようで、タワーの価格は1回売られるごとに2倍に跳ね上がります。まずユーザが自分でタワーを買い、そのタワーが売却できると、単純に2倍のイーサ(ETH)を入手可能、ということになります。

また、タワーの価格が1ETH超になると、売買の度に2倍ではなく、15%ずつ価格が上がる設定になっているようです。つまり、タワーの次の買い手が見付かるか否か、ここにユーザは手持ちのイーサ(ETH)の一部を賭ける、というゲームになっているのですね。

賭けに勝てば賭け金(タワー購入代金)が2倍になって戻され、負ければそのタワーを永久に所有し続ける羽目になる訳で、タワー購入代金に使ったイーサ(ETH)は戻って来ません。

因みに、タワーの買い手が一定期間現れなくなった場合、再び0.001ETHで新しいタワーが売りに出され、また同じルールで売買ゲームが再スタートする仕組みになっています。

ゲームのルールとしては非常にシンプルですが、なかなかギャンブル性は高いのではないかと感じます。実は大人向けのDappsゲームではないかと。

この手のゲームは、ある程度の数の参加者(ユーザ)が初期段階から集まってくれないと、今一つ盛り上がらないでしょう。それでも、ギャンブル好きなユーザがある程度の数集まれば、地道に続きそうな雰囲気もあるゲームです。

澳門(マカオ)やLas Vegas(ラスベガス)で遊んでハマるような方、特に男性であれば、FloatingTowersは意外とお気に入りのDappsゲームになるかも知れませんね。日本語のコミュニティは、まだ立ち上がっていない様子です。

Dappsのゲームには課題があるの?


Dappsゲームの今を、ザッとここまで眺めてきました。Dappsのゲームを手放しで褒め称えるサイトもありますが、Dappsのゲームにも課題は残されています。最後、そこを見ておきましょう。

この辺を語れると、周りの仮想通貨投資仲間から、「おっ、コイツはDappsゲームの本質を理解してるんだな!」と一目置かれる存在になるかも知れませんよ。

どんなアクションにもお金(ETH)が必要

これはDappsのゲームである以上、ブロックチェーン・スマートコントラクト技術を利用していますので、避けようがない部分ですね。全てのアクションにイーサ(ETH)の送金が必要になりますので、中には、「また金かよ?!」と毎回憤るユーザもいるかも知れません。

毎度アクション完了の待ち時間が必要

これもDappsのゲームである以上、宿命であると言えますね。送金トランザクションが都度発生するので、その処理が完了するのを待つ必要があります。

どのアクションを取るにも課金があり、かつアクションの処理完了に待ち時間があるのがDappsゲームの特徴です。ここから考えると、Dappsで実現可能なゲームのタイプは、現状では自ずと限られるというお話になりそうです。

オンチェーン処理だけではゲームとして限界も

そもそも、Dappsのゲームがオンチェーン(送金や取引などをブロックチェーン上に直接記録する遣り取りのこと)で処理することは、頻度が低くて、かつ待ち時間をユーザが許容できる内容に限られるでしょう。

例えば、先に触れたBitpetでは、キャラクター2匹を掛け合わせて(交配させて)、子キャラクターを産む場合は、カプセルから孵化するのに1~2昼夜待たねばなりません。しかし、これは妊娠・出産のプロセスという意味で、ユーザからは許容される待ち時間だと言えます。

他方、キャラクターが1つのワールドで闘い、リアルタイムに様々なパラメータ(経験値、所有アイテムなど)が書き換わるようなネットゲームを、厳密にDappsだけで作ることは非現実的です。

想像してみていただきたいのですが、刀を振るう毎に課金してコントラクトを実行し、敵にダメージを与えた都度、結果反映のトランザクション処理を待つような感じであれば、ユーザにストレスを与えまくることになり、最早ゲームとしては成立しなくなってしまいますよね。

DappsのゲームがDappsではなくなる日

こちらも先に触れたEtheremonですが、モンスターの状態を書き換える全アクションをオンチェーン(送金や取引などをブロックチェーン上に直接記録する遣り取りのこと)で処理しているため、ゲームとしての純粋な娯楽性を損なっている嫌いがあります。

ゲームとしての娯楽性を追求するなら、オフチェーン処理(ブロックチェーン上に直接記録されない遣り取りのこと)とも連携させ、ユーザビリティを下げない頻度でのオンチェーン処理とするのが妥当でしょう。

因みに、Etheremonも近日中にオフチェーン処理も含めた改善がされる様子です。こうなると、厳密にはEtheremonはDappsのゲームとは言えなくなるかも知れませんね。

しかし、ユーザにとってはゲームが面白くなり、プレー参加者(ユーザ)が増加して、育てたモンスターを売買可能な市場流動性が高まる方が、純粋なDappsに拘ることよりも遙かに歓迎されることです。

完璧にトラストレスなゲームなんて存在しない

オンラインゲームにはUI(ユーザインターフェイス)が必要である以上、そもそものお話、ユーザはオンチェーン処理(送金や取引などをブロックチェーン上に直接記録する遣り取りのこと)よりも信頼度が下がる、オフチェーン処理(ブロックチェーン上に直接記録されない遣り取りのこと)のプログラムを必ず使う必要があります。

現在、DappsゲームのほとんどがMetamaskというGoogleChromeの機能拡張アプリを導入してプレイすることは、先にも述べた通りです。このMetamaskはイーサ(ETH)アカウントを管理して、送金を容易にするイーサ(ETH)用ウォレットの位置付けですが、プログラミング言語の1つであるJavaScriptでコーディングされています。

つまり、この段階で既にオフチェーン処理になっている訳ですね。完全にトラストレス(信頼に足る第三者が不要な状態)なゲームは存在し得ない以上、Dappsのゲームでオフライン処理の比率を増やすことは、特に大きな問題とはなり得ないのではないでしょうか。

Dappsのゲームの課題はDapps自体の課題だった

さて、Dappsのゲームの課題を見てみました。Dapps自体の主な弱味・デメリットは、手数料が高くなる可能性(スケーラビリティの問題)、スマートコントラクトの実行速度、プライバシー保護、セキュリティ問題、おおよそこの辺りになります。

翻ってみれば、ここはモロにDappsのゲームが抱える課題(今後顕在化しそうな課題)でもある訳ですね。

オフライン処理(ブロックチェーン上に直接記録されない遣り取りのこと)なども効果的に組み合わせ、ユーザビリティを最優先にブラッシュアップする道を探ることが、Dappsのゲームには現実的な対応となるのでしょう。

まとめ

今回は毛色を変え、Dappsのゲームについて全体感を眺めてみました。改めて、Dappsとゲームとは親和性が高い、と言われる理由が理解できる気がしますね。

2018年になってから、様々なDappsのゲームが現れていますが、ベースはETH(イーセリアム)のプラットフォームであることは共通です。極端な言い方をすれば、ユーザへの見せ方をそれぞれのゲームで変えているだけに過ぎない、これが本質とも言えます。

今のところ、Dappsのゲームはまだまだ黎明期にあります。今後の発展の余地は大いにあり、今までネットゲームに関心を示さなかった層をユーザとして取り込める可能性もあるでしょう。

Dappsのゲームが発展できるか否かは、ユーザに課金される価値を実感してもらえるか(大きなリターンを期待してもらえるか)、良い意味で待ち時間を提供できるか(ワクワク・ドキドキする時間として楽しんでもらえるか)、この2点がポイントになってくるのではないでしょうか。

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