ICOの投資収益率は平均82%
仮想通貨ICO(イニシャル・コイン・オファリング)の投資収益率は、平均で82%であるとボストン大学キャロル・スクール・オブ・マネジメントが5月20日に発表した。
「デジタル・チューリップ?ICOにおける投資収益率」と題する54ページのレポートでは、総額で120億ドルを調達した4,003件のICOを対象として、異なる時間軸でトークンの価値を追跡調査した。
ICO価格から上場初値への上昇率は平均179%
その調査によると、ICOトークンの販売価格から仮想通貨交換所の上場後初値への上昇率は平均179%であることが判明した。
平均的な保有期間は、わずか16日だった。
買い手にとって、60日以内に上場できなかったトークンは全額損失になることを考慮に入れても、平均的な投資家は82%の収益率をあげたことになる。
出典:Boston College
上場後でも平均67%の値上がり
ICOトークンが交換所に上場されるのを待って購入した投資家でさえも、かなりの収益率を確保することができた。
取引が開始されてからの30日間で平均67%も値上がりしたからだ。
長い期間保有をした投資家にとっては、さらに収益率が上昇した。
90日超の保有で140%、180日超で430%、360日超で1,880%だった。
しかしながら、これほど長い期間を対象とするケースのデータは数が少ないと研究者は報告している。
ほとんどのICOトークンの取引期間は1年間に満たないからだ。
研究者たちは次のように述べている:
「私たちの研究によると、ICOの投資家たちは規制されていないトークン売出しについて、目新しく実績の証明が十分でないプラットフォームに投資することで、相当の報酬を得ていることがわかりました。
資本の窃取という点で言えば、その数は多いものの、詐欺はそれほど重要な問題ではありません。
投資家は賢明ですから、詐欺を見抜いて投資しなくなるからです」
参照:Average ICO Investor Makes 82 Percent Profit: Boston College Researchers -CCN
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