Bitcoin(BTC)とEthereum(ETH)
仮想通貨に興味のある方なら誰でも知っているビットコインとイーサリアム。
この2つの仮想通貨の違いや特徴が気になる方も多いでしょう。
そこで今回はこの2つをトレーダーが知りたいと思う情報から徹底比較しました。
価格やその推移で比較
仮想通貨の価格やその上下は、トレーダーを一喜一憂させるものです。
2017年7月1日時点での価格
BTC/JPY 280,912円
ETH/JPY 31,913円
コンセンサス2017(※)前後での価格推移
BTC/JPY 5/1 157,502円 5/24 273,247円 6/12 332,917円 7/17 217.175円
ETH/JPY 5/1 8,593円 5/24 21,254円 6/13 43,439円 7/17 17.530円
多少のズレはあるものの、現在ではビットコインはイーサリアムの10倍ほどの価格になります。
ただ、コンセンサス2017前後で価格を比較すると、その見方は大きく変わります。
5/1→7/1で比較すると、ビットコインは約1.8倍の値上がり、イーサリアムは約3.7倍の値上がりになります。
イーサリアムは高騰します。
6/12と6/13は、それぞれが最高値を記録更新した日ですが、7/17には大きく値を下げてしまいます。
比較すると、ビットコインは-115,742円で35%ダウン、イーサリアムは-25,909円で60%ダウン。
イーサリアムは暴落しました。
価格の推移で見ると、
・ビットコインは比較的落ち着いている
・イーサリアムはハイリスクでもハイリターンが期待できる
ことになります。
※コンセンサス2017とは?
2017年5月22日~24日の3日に渡りNYで開催された大規模な仮想通貨会議のことです。
多くのトレーダーが値上がりを期待して仮想通貨を買い求め、爆益を上げたビックイベントとして知られています。
人気の高さで比較
ビットコインは今や売買して利益を求めるために投資する通貨になった、と言っても過言ではありません。
日本でもFXや信用取引できるのはほぼビットコインとなりますが、それだけトレードする投資家が多いのです。
一方イーサリアムは本来あるべき仮想通貨の利用方法、いわゆる支払いに使われることが多い通貨です。
支払いの一例として挙げると、ICOと呼ばれる未公開仮想通貨の資金調達のためのプレセールで支払いに当てられます。
2つの仮想通貨はそれぞれに利用価値が高く、人気の高さを表すバロメーターに時価総額があるのですが、それぞれ1位と2位を占めます。
時価総額(Market cap)とは、「仮想通貨の値段×仮想通貨の供給量」で計算されます。
2017年7月時点での時価総額
ビットコイン $44,131,110,933
イーサリアム $20,434,522,969
時価総額はトレーダーが注目する数字で、多くの情報サイトがランキングを記事として取り上げています。
ビットコインは、価格ではイーサリアムの10倍ほどですが、時価総額でみると2倍です。
絶対王者ビットコインが、頭上の王冠を外す日が来るのでしょうか。
通貨の特徴で比較
ビットコインとイーサリアムは、言い換えると、始まりの通貨とアルトコイン、暗号通貨1.0と暗号通貨2.0、になります。
アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨という意味です。
どれほどイーサリアムの需要が高くても、将来的に価格や時価総額でビットコインを追い抜いたとしても、唯一無二の存在にはなれません。
暗号通貨1.0とは、純粋に金銭としての存在になります。
一方、暗号通貨2.0とは、+αの機能がついている仮想通貨になります。
特徴を比較すると、
・ビットコインはお金としての価値しかない暗号通貨1.0だけど、唯一無二の存在
・イーサリアムはお金の価値+αの機能がある
ことになります。
ちなにみイーサリアムの+αの機能とは、契約になります。
スマートコントラクトと呼ばれ、予め決めていた取引の契約を予定の日時が来ると自動で実行してくれる非常に便利な機能です。
発行枚数で比較
ビットコインの発行枚数は20,999,999.9769BTCです。
ただ、2033年には99%が発行されると言われています。
イーサリアムの発行枚数は不明です。
あまり大量に発行されると価値が下がるような気もしますし、今後発表があるのかどうかも気になります。
発行枚数では比較ができない状況です。
さいごに
ビットコインとイーサリアムを比較しましたが、どちらが優れていて、どちらが劣っているか、という次元ではないことがわかります。
どちらも魅力的な仮想通貨と言えるでしょう。
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